「短編」
結婚後
まどろみ
ぎしっとベッドがきしむ音がして、少し冷たい空気を防ぐようにそっと隣に入ってきた入江君に抱きついた。
広い胸に顔を埋めると、とくんとくんって心臓の音が心地いい。
抱きついて眠るなんて、ロマンチックだけど寝にくくないのかな、なんて昔理美たちと話してたのに、全然そんなことなくて。
むしろ動かないようにギュッと背中に回された腕に安心する。
息を吸い込む度に石鹸のにおいと入江君のにおい。
もっと嗅いでいたくて鼻をこすりつけるように胸に押しつけると私の頭の上で入江君が笑っているのが分かる。
「琴子?」
起きてるのかって声を潜めて聞いてくれるけど、それには答えられそうにない。
入江君がベッドに入ってくるときに浮上した意識は入江君に引っ付くのが精一杯。
うとうとともう1回眠りに入ろうとする私の髪を撫でてくれる長い指。
この指はお医者さんになって病気の人を元気にしてくれる。
そのために入江君は遅くまで起きてるんだから。
高校生の時はあんなに早く寝てたのに、眠ちゃうのがもったいないみたい。
天才の入江君がこんなに頑張ってるんだもん…
「ブラックジャックだって適わないんだから…。」
何故か目の前に出てきた黒と白の髪のブラックジャックに力説すると私のおでこにチュッと何かが触れた気がした
。
「ばーか、どんな夢見てるんだよ。」
「入江君…お休みなさい。」
今回は他の文章よりも更に短め、ひねりも何にもないただの思いつきです。
何せボキャブラリーがないので、全体的に似た感じも多いかもしれませんが、頑張って工夫しますのでこっそり教えて下さい。
サーチサイトさまに加えていただこうかと思ってとりあえず作品数を増やすものの勇気が出ず…。
もうそろそろ寝ます。おやすみなさい。
広い胸に顔を埋めると、とくんとくんって心臓の音が心地いい。
抱きついて眠るなんて、ロマンチックだけど寝にくくないのかな、なんて昔理美たちと話してたのに、全然そんなことなくて。
むしろ動かないようにギュッと背中に回された腕に安心する。
息を吸い込む度に石鹸のにおいと入江君のにおい。
もっと嗅いでいたくて鼻をこすりつけるように胸に押しつけると私の頭の上で入江君が笑っているのが分かる。
「琴子?」
起きてるのかって声を潜めて聞いてくれるけど、それには答えられそうにない。
入江君がベッドに入ってくるときに浮上した意識は入江君に引っ付くのが精一杯。
うとうとともう1回眠りに入ろうとする私の髪を撫でてくれる長い指。
この指はお医者さんになって病気の人を元気にしてくれる。
そのために入江君は遅くまで起きてるんだから。
高校生の時はあんなに早く寝てたのに、眠ちゃうのがもったいないみたい。
天才の入江君がこんなに頑張ってるんだもん…
「ブラックジャックだって適わないんだから…。」
何故か目の前に出てきた黒と白の髪のブラックジャックに力説すると私のおでこにチュッと何かが触れた気がした
。
「ばーか、どんな夢見てるんだよ。」
「入江君…お休みなさい。」
今回は他の文章よりも更に短め、ひねりも何にもないただの思いつきです。
何せボキャブラリーがないので、全体的に似た感じも多いかもしれませんが、頑張って工夫しますのでこっそり教えて下さい。
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もうそろそろ寝ます。おやすみなさい。
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